日別アーカイブ: 2013年8月6日

太陽熱発電の日!!

こんにちは今日も、いい天気ですね

こんなに暑いので、太陽の熱を使ってみました

1981年のこの日、香川県三豊郡仁尾町の電源開発・仁尾太陽熱試験発電所で世界初の太陽熱発電が行われたんです。

しかし、この場所は日照量が少なく、最大出力が2000kWと、実用になる程度の大規模な発電ができなかったため、この発電所での実験は1985年に中止されました

基本的に太陽のエネルギーを直接利用する方法は太陽光方式と太陽熱方式があるそうですよ

太陽光発電では太陽の光を光電効果によって電流として取り出します。最も実用化されているのはアモルファスを使用した太陽電池で、現在多くの家庭用電卓に使用されています。太陽熱は日本では発電より太陽熱温水器として利用されています。現在日本全体での太陽熱温水器による電力節約だけでも合計で大規模な原発1基分に相当しています。太陽熱発電の場合は太陽の光を太陽の方向に合わせて回転する鏡で集め高温を作り出してそれにより蒸気を作りタービンを回します。太陽光発電が静的な発電であるのに対して太陽熱発電は従来の発電所の構造の延長上にある動的な発電です。

太陽光発電と太陽熱発電では太陽熱発電の方が今のところエネルギー変換効率が良いようです。しかしこの両者は同じ問題を抱えています。それは実用的なエネルギーを生み出すためにはかなり広い土地を確保しなければならないということです。

その解決法としてひとつ提案されているのは、全国の家庭やビルの屋上に太陽光電池を設置するという方法です。これだともし全ての家屋に太陽光電池を取り付けることができれば現在の日本の消費電力の全て!!を供給することが可能だとされています。もっともそのためにかかる総費用は原子力発電所基分くらいかかるはずです。

またひとつの方法は宇宙空間に太陽光発電所を作り、それを電波で地上に送電することです。しかしこれは桁外れに膨大な費用が掛かるのが明白で、とても実用的とは思われません

もうひとつの方法は鉄道や高速道路など、そもそも広い面積を取っているものに沿って太陽光パネルを設置することです。私はこれが一番実用に近いのではないかと思います。鉄道会社や道路公団は余った電力を売却することによって副収入を得ることができるのです

こういった太陽光発電に対して、今日のテーマである太陽熱発電の方は、どうしてもまとまって広い面積が必要ですから、国土の狭い日本では実用化は難しいように思われます。

一方の家庭の太陽光パネルの方ですが、これを設置すると現在政府から補助が出るようになっています。そして余った電気は電力会社に売ることができます夏の暑い時にクーラーをジャンジャン掛けているような時以外はたいてい余るそうです。そして、これが一番大きいのですが、このパネルを設置した家庭では、自分の家で作った電気が「可愛いく」思えて、こまめに電気を消して回る習慣がついてしまうところが多いといわれています

太陽光に興味をも持った人は是非、賃貸住宅サービス 阪神尼崎店まで